外国人や留学生がアルバイトしやすい仕事３選

日本で外国人や留学生がアルバイトをするためには、在留資格以外に「留学」、「特定活動」、「家族滞在」のうち、どれかひとつのビザが必要です。

この３つの在留資格を持っている外国人や留学生は、「資格外活動許可」を取り、アルバイトをすることができます。

ただし、いくら制度が整っていても雇ってもらえなければ意味がありません。
そこで、今回は外国人や留学生がアルバイトをしやすい仕事３選を紹介します！

１．コンビニエンスストアでのアルバイト

出典：https://japanlifesupport.com/work/convenience_store.html

日本には約５０，０００店以上のコンビニエンスストアがあります。
コンビニエンスストアは２４時間３６５日オープンしているところがほとんどで、お店によっては多いところで２０名ほどのスタッフが雇われており、少ないところでも１０名ほどが雇われています。

多くのお店では常に２～３人のスタッフで接客をしたり、商品を陳列したり、店内の清掃をしていますが、実は最近では外国人や留学生を積極的に雇うお店が増えてきています。

その理由は日本の文化にあります。

日本は古くから、お正月（毎年１月１日から３日頃まで）やお盆（８月１０日から１５日頃まで）は親戚が集まり一緒にご飯を食べたり、思い出話をするという習慣があります。
しかし、コンビニエンスストアはお正月もお盆もお店を開けておかなければいけません。
だからと言って、店長１人で２４時間働き続けることはできません。

そこで、お正月に親戚が集まるという文化のない国の外国人や留学生がとても大切にされます。
母国に帰る文化や習慣がないので、お正月やお盆に時間がたっぷりある外国人や留学生が多く、日本人がシフトに入ることができないときに働いてもらえるというメリットが店にはあります。

また、お店はお正月やお盆は時給の単価を上げてでもスタッフに働いてもらいたいので、外国人や留学生は短時間で高い給料をもらえることになります。

以前は、コンビニエンスストアで外国人や留学生が働いていると言葉の壁があったり、お釣りの間違いなどトラブルも多くありましたが、最近は言葉を交わすことも少なくなったり、セルフレジやキャッシュレスの登場でお金のやりとりが少なくなり、トラブルも減りました。

興味のある方は、一度近くのコンビニに行ってアルバイトの募集をしているか聞いてみてください。

　２．倉庫作業でのアルバイト

出典：https://www.yolo-japan.com/ja/work/company/2272

日本ではAmazonや楽天といった通販ショップが大きなマーケットとなり、若者から高齢者まで、安い物を買うための一つのライフラインとなっています。

しかし、高齢化がすすみ、若者も楽な仕事を選ぶため、倉庫内での荷物の運搬や仕分け作業のスタッフが慢性的に不足している状態です。

最近ではロボットや機械の発展がすすみ、仕事そのものは昔に比べ格段に楽にはなっているものの、やはり人手不足は解消されていません。

そのような中、体力に自信のある外国人や細かな仕分け作業を得意とする留学生の働き手を探しています。体力や我慢強さが求められる仕事ですが、自信のある方は是非参考にしてください。

３．飲食業でのアルバイト

出典：https://a-g-h.net/?s&type_num1=189

以外と知られていませんが、飲食業も外国人や留学生のアルバイトが引っ張りだこです。
倉庫作業は体力に自信のある方、我慢強い外国人や留学生が大切にされますが、実はそれ以上に今、時給の単価が高いと言われている仕事は飲食業です。

大手のレストランでは、厨房やホールスタッフ、店の内外の清掃など、たくさんの種類の仕事を外国人や留学生に任せており、場合によってはスタッフのリーダーを任されている方もいます。

そのようなお店を見つけることができれば、コンビニエンスストアや倉庫作業よりも時給の高い仕事に出会えることもあります。

食べ物を扱う仕事ですので、清潔感やある程度のコミュニケーション能力が求められますが、真面目に働くことのできる方にはおすすめの仕事です。

■まとめ

みなさま、いかがでしたか？
今回は、外国人や留学生がアルバイトをしやすい仕事を紹介しました。

会社によっては、いまだに言葉の壁を気にするあまり、積極的に外国人や留学生を雇わないところもありますが、日本社会の変化により、積極的に募集をしている仕事もたくさんあります。

今回はご紹介できなかった仕事もありますので、一度、ご自分の目で探してみてください。
きっと、あなたに合った仕事がみつかり、楽しい日本での生活が待っていると思います。