外国人が日本で運転免許証を取得する方法を紹介
皆さんは、日常生活や旅行において、交通手段にどのようなものを使用していますか?
日本は、規則正しく発着する電車やバスなど、公共機関が発達している国です。
しかし、皆さんは車がないことで不便さを感じたことはありませんか?
特に日本の田舎では、スーパーや病院が駅前のみに集中していることが多く、郊外に住むなら車は必須です。
また、日本での観光にあると便利なのがレンタカー。
都会だけではなく、美しい自然の豊富なところにも行けるのがうれしいですよね。
国内で車を運転できれば、運搬の仕事や営業など、就ける仕事の幅もぐんと広がります。
採用条件に運転免許を持っていることをあげている企業も数多くあります。
しかし、海外で取得した運転免許証は、標識やルールの違いから、日本で使用することはできません。よって、国内で車を運転するのなら、日本の運転免許証が必要になります。
今回は日本の運転免許証の取得の流れについて紹介します。
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外国人が日本で免許を取るための条件

※すでに本国で免許を取得している場合
・ビザや免許証の期限が切れていないこと
・日本に住み、住民票も日本にあること
・免許を取得した国に、トータルで3か月以上は滞在していたこと
以上が、日本で使える免許に切り替える条件となります。
また、日本国内で安全に運転できるかどうかの知識の確認と実技試験もあるので、それに合格できれば、日本の免許証がもらえます。
国によっては、知識確認と実技試験がパスできることもあるので、必ず事前に確認しましょう。
※日本国内ではじめて免許を取る場合
日本で免許を取るためには、まず18歳以上であることが条件です。
・眼鏡やコンタクトレンズを使用した状態で、片目0.3、両目で0.7以上の視力があること
・信号の色の違いが分かること
・補聴器を使用した状態で、日常の会話の声が聞き取れること、10m離れた状態で、9デシベルのクラクションが聴こえること。
・義足、義手であっても、運転に支障があるような障害がなければ免許は取得できる。
こういった条件を満たすことが必要です。
このことが確認出来たら、自動車学校に行きましょう。
自動車学校での、免許取得までの流れ
自動車学校では、まずオリエンテーションと視力、聴力の検査を受けます。

問題が無ければ「学科教習第一段階」と「技能教習第一段階」が始まります。
技能講習第一段階では、自動車学校に設置された道路で運転をして基礎を身に着けます。
学科は10時限、技能はオートマティックの場合、12時限、ミッションは14時限です。
これらを全て受講したら、修了試験と仮免学科試験を受けます。
合格した人は「学科講習第二段階」「技能講習第二段階」に進みます。
技能講習第二段階は、実際に路上に出て運転しながら学びます。

最後に卒業検定試験を受け、合格出来たら、運転免許センターで本免許試験を受けましょう。
本免許試験は、学科のみです。
これらを無事、すべてクリアできれば、自動車運転免許がもらえます。
自動車学校に通う期間はどのくらい?
通学の場合は平均2~3カ月程度です。
自動車学校の宿泊施設に滞在して学ぶ場合は、早い人なら14日程度で、免許を取得することができます。
外国語で学科試験は受けられる?
各都道府県では、外国語の試験に対応できる免許センターがあります。
主な言語は、英語、中国語、ポルトガル語ですが、お住まいの都道府県によっては、対応していない言語もあるので、必ず事前に確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
日本のドライバーのほとんどはマナーがよく、安全運転を心がけています。
免許取得の講習や試験に関しては、決してそれほど難しくはないので、ひとつひとつ落ち着いて取り組み、安全な運転技術を身につけましょう。
以上、日本で運転免許を取得する方法でした。

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