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2024.12.28

日本で外国人が生活をする際に予め知っておきたいことその1

最近、外国人の方が日本に移住してくる人数が増えてきています。日本全国に外国人の姿を見掛ける事が多くなってきました。中には、アパートやマンションの半分以上が外国人というところも珍しくありません。

しかし、実際、日本に来てみてから日本の生活に文化の違いや、食事の面で戸惑ってしまう方も多いです。
日本に移住を考えている方に、予め知っていた方が良い事をご紹介します。

まず、外国人の皆さんは日本人について、どの様なイメージを持っているでしょうか?
実際、日本に移住している外国人が、日本人に対してどんな印象を持ったのかを紹介します。

 

 

優しくて親切なことに驚いた


日本人は、日本に移住している外国人に「優しくて親切」という印象を持たれています。
というのも、日本人は全員ではありませんが、「困っている人を助けたい」という想いがとても多いです。

道が分からなくても、聞けば教えようと一生懸命考えてくれます。外国語が分からない方や、とても急いでいる方には断られるかもしれません。

しかし、時間がある人や単語が少しでも分かる人は、何とか教えたい!と絵に描いて説明したり、地図があれば、それを使い教えてくれます。困った時は聞いてみて下さい。

 

見た目では何を考えているか分からない


日本人はシャイな一面があるので、外国人の方の様に「嬉しい・悲しい・楽しい・怒っている」という事を大きく表現しません。ですから、見た目で日本人がどう思っているのかという事を読み取ることが、非常に難しいです。

そして、日本には独特の文化があります。「これ、珍しくて美味しいものだから」という様な言い方はせず、「つまらないものですが」「お口に合うか分かりませんが」という様な言い方をします。
実際は「高価な物だし、なかなか手に入らないし絶対美味しいから喜ぶはず」と思っているにも関わらず、そのような言い方をします。

ですから、移住してきた外国人にとっては「つまらないものを持ってくるなんて」「美味しくないものを持ってくるなんて」と思ってしまう事があります。しかし、それは、日本人の文化の1つであって、実際は相手の事を考えて一生懸命選んだ品物なので、有難くもらうと良いでしょう。

 

次に、マナーや習慣についてご紹介します。

 

お風呂について


狭い住居では「ユニットバス」といって、浴槽の中でシャワーを浴びるタイプの住居もありますが、日本において一般的なのは、洗い場と浴槽が別になっている事です。体と髪を洗うのは、浴槽の中ではなく、洗い場で洗います。

浴槽にはお湯を入れて中に入り、体を温めるのが浴槽の役割ですので、浴槽と洗い場が別になっているお風呂では、浴槽の中で体や髪は洗いません。特に温泉など、色々な方が使う場所では間違えない様にしましょう。

 

食事のマナー


日本人の食事のマナーとして、食器は持って食べるのが美しいマナーとなっています。外国では、「食器は持つもの」という習慣はないです。

それを日本人は知っているので、日本人側からすれば、あまり大したことではないのですが、外国から移住してきた方にはマナー違反と思ってしまうかもしれませんが、日本の文化では、「食器は持つ」というのが食事のマナーですので、予め分かっていた方が良いでしょう。

 

トイレの使用について


日本の公衆トイレは無料です。ドア付近に「入っています」という合図の「赤」があれば人が使用しています。「青」であれば空いていますので、使用して大丈夫です。その際、鍵は必ず掛けましょう。

鍵をすることで、外の色が「赤」に変わります。鍵が空いていれば「青」のままになるので、空いていると思い、人が入って来ます。

ですから、トイレを使用する時は必ず鍵を掛けましょう。

 

まとめ

この様に日本には、外国とは違う事があります。
日本の文化を理解して移住すると楽しい移住生活になります。