外国人や留学生にお勧めの京都の隠れた観光スポット5選
皆さんは京都の観光スポットと聞かれて思い浮かぶところはどこですか?
金閣寺、清水寺、二条城、京都タワーなどを思い浮かべる方も多いと思います。
確かに京都には歴史のあるお寺や神社、文化的な建物などたくさんの観光スポットがあります。
しかし、実はその多くは京都の中でも中心地にあたる京都市に集中しているため、その周辺地域はあまり知られておりません。
そこで、今回は京都の隠れた観光スポット5選を紹介します。
①向日市の激辛商店街

出典:https://kyoto-gekikara.com/
京都市の隣に位置する向日市には、数々の名所があります。
その中でも最も有名なものは、激辛商店街と呼ばれる地域で、唐辛子を使った料理を味わうことができます。
中華料理はもちろんのこと、飲み物やデザートも唐辛子ずくめです。
毎年恒例のKARA-1グランプリと呼ばれるイベントでは、辛さ自慢のお店が京都向日町競輪場に並び、お客さんが列を作ります。
JR京都駅から3駅の向日町駅に近い場所で開催されますので、一度、激辛ブームの聖地に足を運んでみてください。
②宇治市の鵜飼(うかい)

出典:https://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/ukai.html
宇治市といえば有名な観光名所と知られているのが平等院鳳凰堂です。
世界遺産にも登録され、日本の硬貨では10円玉にも描かれています。実は、宇治市には平等院以外にもたくさんの観光名所があり、宇治川もその一つです。
宇治川が隠れた観光スポット?と思われる方もあるかもしれませんが、宇治川では毎年夏になると鵜飼(うかい)と呼ばれるイベントが開催されます。
鵜飼とは鵜(う)と呼ばれる鳥をひもで操り、川を泳いでいる鮎などの魚を飲み込ませる芸です。
魚を丸のみした鳥をひもで引っ張り、お腹から魚を出す手法です。
もちろん、その魚を食べることができますが、薄暗い夜に松明の明かりで魚を寄せて鳥を使って捕まえるというイベントが名物になっております。
③和束町のお茶畑
京都の南に位置する和束町は観光名所としてだけではなく町の知名度もかなり低いところです。
日本人でも知らない方が多いと思いますが、京都で作られるお茶の半分はこの和束町で生産されております。
和束町には、その「地名+茶畑」と呼ばれる地域がいくつもあり、隠れた観光名所として一部のマニアには人気のある場所です。
様々な形をした茶畑を観た後に飲むお茶は格別のものです。
「あの葉っぱがこの形になり、お湯を通じて味わえる」といった感動をおぼえます。
宇治市を訪れる際は、すぐ近くに和束町もありますので、立ち寄られるのはいかがでしょうか。
④南丹市にある伝統的なかやぶきの里

京都府のほぼ中心地にある南丹市は広大な面積の町で、知る人ぞ知る美山町という地域があります。
美山町にはかやぶきの里と呼ばれる北集落があり、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されております。
集落内にはカフェや民宿もあり、周辺の地域を観光することができます。
伝統的なかやぶきの屋根でできた家を観ると、歴史の教科書を覗いているような不思議な気分になります。
また、北集落の近くには宿泊施設や温泉施設もありますので、充実した一日が過ごせます。
⑤京丹後市

出典:https://www.kyotango.gr.jp/
京都の北に位置する京丹後市は、四季折々の楽しみ方をできる町です。
特に京都府の中でも独自の文化を築いてきた町であり、織物工業や美術館といった文化施設はもちろんのこと、カニを中心とした海の幸を堪能することができます。
面積も広いため、一日ではまわりきれないくらい観光スポットがありますが、特に人気を博しているのはスイーツです。海も山もある地域ですので、様々な食材が手に入りスイーツの種類も豊富です。
また、陶芸の体験ができるお店もたくさんありますので、観光の思い出づくりにはちょうど良い町ではないでしょうか。
まとめ
以上、今回は外国人や留学生にお勧めの京都の隠れた観光スポット5選をご紹介しました。
皆さんの知っておられるスポットもあったかもしれませんが、意外と知られていない地域もあったと思います。
京都といえばお寺や神社を思い浮かべてしまいますが、辛さを満喫できる観光スポットや古き良き時代の日本にタイムスリップができる町もあります。
ほかにも観光パンフレットには掲載されない隠れた名所もたくさんありますので、時間の許す限り足を運んでみてはいかがでしょうか。

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