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2025.01.06

福岡旅行時にオススメしたいローカル料理3選

日本列島の南西に位置する、陽ざしあふれる南国、福岡県。
福岡と言えば、額に、たれ目を描いたユーモラスなお面をかぶって踊る「博多どんたく」が有名です。

また、門司港は、130年前に開港した明治時代当時の雰囲気を色濃く残す、ノスタルジックな建物が魅力的です。

そんな福岡には美味しいグルメがたくさん!
今回は福岡の名物料理をご紹介いたします!

鶏と野菜のうまみがとろける水炊き

水炊き

出典:https://www.shinmiura-honten.com/

皆さんは「水炊き」をご存じですか?

水炊きは、お湯や水に、野菜や鶏肉を入れてじっくり煮込み、素材のうまみを引き出した鍋料理です。西洋料理のポトフによく似ていますね。

水だきの専門店「新三浦(博多本店)」では、100年以上、鶏と水のみで作られたスープを継ぎ足して、伝統の味を守ってきました。

スープができるまでの時間は、なんと10時間以上。
鶏を骨ごと煮込み、うまみがしっかり溶けだした、こってりスープと、新鮮な鶏の肉を使ったあっさりスープをブレンドして作ります。そしてスープのなかの鶏肉は、とってもやわらかで、お口のなかで崩れてしまいそう。

気取らない下町の味、「焼き鳥」

焼き鳥

出典:https://hakata-fujiyoshi.com/

福岡で鶏の名物料理、といえば、やはり「焼き鳥」は欠かせません。

串にささった、きつね色の「焼き鶏」
一口食べれば、外はパリッと、中はジューシー!

鶏の香ばしさやうまみをたっぷり味わえる「焼き鳥」は、決して気どった料理ではないけれど、切り方や焼くタイミングひとつで、出来が変わってしまうため、料理人の腕が試されます。そんな焼き鳥ひとすじ60年の職人である店主が手がける「藤よし」の焼き鳥は、上質な素材の味が生きています。

そして、藤よしの素晴らしいところは、焼き鳥だけではなく、採れたてのお魚をさばいた、新鮮なおさしみが食べられること。
美しく、ていねいに盛られたおさしみは、見るだけでもうっとりしてしまうほどです。

玄界灘の恵み

タンパク質たっぷり、「フグ」

フグ

出典:https://wolf.jpn.com/

福岡には「玄界灘(げんかいなだ)」と言われる、水深60~100メートルほどの底の浅い海があります。玄界灘は、かつては日本とアジアの国々を結ぶ、海の玄関口であり、イカやフグ、ブリにタイといった海の幸に恵まれた場所でもあります。

そこで福岡を訪れたら、皆さんにぜひ召し上がってほしいのが、タンパク質たっぷり、低カロリーのヘルシーなお魚、フグ。

「心・技・体 うるふ」では、ふぐの料理でもとても珍しい「焼きフグ」が食べられます。
フグは、福岡からほど近い、山口県下関港で水揚げされたものです。
あごや、背骨の身、貴重なお腹の皮など、食べられるところはあますことなくいただける「焼きフグ」は、それぞれに塩味、ニンニク味など、味のバリエーションがたくさんあって、食べあきません。

エネルギーがみなぎる、「すっぽん」のスープ

そして、もうひとつのおすすめが、食べた後はエネルギーが全身にみなぎる、
「すっぽん」のスープ。

すっぽんは、日本古来から生息するカメの仲間ですが、当時から、すっぽんのエキスを飲めば「体の疲れを取り払ってくれる」といわれ、主にスープにして食べられてきました。コラーゲンもたっぷりで、プリプリ美しい肌になれちゃいますよ。「うるふ」の名は、かつての相撲の名横綱、千代の富士のあだ名からつけられました。

「心・技・体」は日本の武道の教えで、心の強さと技術を磨くこと、体を鍛えること。
この三つをバランスよく持ち合わせることの大切さを説いています。

「医食同源(いしょくどうげん)」という言葉がありますが、これは、私たちの体は毎日の食べ物によって作られているということを意味しています。
そのことを常に忘れないようにしたいものです。

まとめ

いかがでしたか?
温暖な気候のもと、すくすく育った地鶏(じどり)と、新鮮な海の幸に恵まれた福岡。
あまり、手をかけすぎることがなく、素材の良さを生かしたお料理が豊富なのが特徴的でしたね。

ぜひ、福岡にいらした時は、これらの名物料理を召し上がってみてください。