外国人が日本で生活をする場合に知っておきたい税金について解説
これから日本で、新しい生活をはじめますか?
もしくは将来的に日本に留学をしたり日本の会社で働きたいとお考えであれば、日本でどれくらいの金額がかかるか気になりますよね。
例えばですがお給料を受け取った際に、支払う税金の種類についても合わせて知っておきたいと思います。
こちらの記事では日本で生活する場合に知っておきたい税金について解説します。
住民税

住民税とは自分が住んでいる市町村に払う、税金のことです。
会社などで働いていてお給料をもらっている場合、外国人でも税金の支払いが必要になります。
住民税は、自分のお給料から会社が計算をして、税金をお給料の中から引いて代わりに支払いをしてくれます。
フリーランスの人は、直接住民税の支払いの紙が自宅に届くので、自分でコンビニエンスストアや銀行へ行って納付をします。
帰国が決まった場合にも、続けて支払いが発生する場合があります。
前年分の住民税を今年払うというルールになっているからです。
もし支払いが残っているようであれば、自分の住んでいる市町村へ必ず相談へ行ってくださいね。
まとめて払うこともできますが、もし支払いが残るようであれば代わりに払ってもらう人を決めなければいけない場合もありますので注意が必要です。
所得税

所得税とは、国に払う税金のことです。
日本で実際に生活を始めたら、自分のその時に受け取ったお給料から税金がひかれる仕組みになっています。
会社で働いている人の場合は住民税を会社が計算をして、支払いをしてくれていますが、フリーランスの場合は、自分で支払いをしなくてはいけなくなります。
自分で計算をしたり税務署へ行って税金についての確認をします。
年金と健康保険
年金
まずは年金について解説します。
将来日本に住んでいるかどうかわからないので、払わなくてもよいのでは?と疑問に感じるかもしれません。
しかし日本で生活しているときには、年金の支払いは必要です。
日本では、20歳から59歳までの年齢になると国籍を問わずに日本に住所がある場合、年金制度に加入することが決まっています。
また将来、やはり日本に住みたいとなると永住ビザを取得する時の審査の1つにもなるので、支払いは遅れたり、忘れたりせずにしておきましょう。
次に健康保険についてです。
健康保険
健康保険は、健康保険サービスを利用するためにも、必要になる支払いです。
日本では健康保険に加入して、病院を利用する際には保険証を使って3割負担で医療を受けられます。
しかし無保険の状態では健康面でも心配になりますし、病院での支払いが3割ではなく10割の支払いになります。
日本では全員加入というのが前提になっていますので、必ず健康保険に加入しましょう。
会社に所属している場合は、厚生年金と健康保険に加入します。
やはりこの場合も会社が計算をして、厚生年金と保険料を自分のお給料から引いて代わりに支払いをしてくれています。
しかしフリーランスの場合は厚生年金ではなく国民年金と健康保険に加入することになります。
健康保険と国民年金の支払い用紙が直接自宅に届くので、年金と保険料を自分でコンビニエンスストアや銀行へ行って納付します。
留学生などの学生の場合はルールが違う場合もありますので、お住いの区役所に相談へ行ってくださいね。
消費税

旅行者ではないため、免税にはなりません。
日本の生活で購入したものは消費税を支払います。
まとめ
以上で、日本で生活する場合に知っておきたい税金について解説しました。
日本に住んでいると税金に、多くの支払いが発生します。
こんなに金額がかかるの?と驚かれることもあるかもしれませんが、税金の支払いは必要なことです。
将来永住ビザの申請や、ビザの更新や変更の際に影響がでてきますので回避するなどということはせずに、納付するようにしましょう。

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